前回は、体にいいと思って食べている乳製品が
本当はとても体に悪い というお話でした。
次は、多くの方が何気なくやっていて
やめると劇的に変わる習慣をご紹介したいと思います。
それは
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パンです。
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簡単で手軽に食べられるという理由で
朝食や昼食ににパンを食べている方がとても多いです。
パンは小麦からできており、
ご飯に比べて血糖値も上がりやすく脂肪になりやすいのです。
その割にに腹持ちはよくなく、すぐにお腹が減ってしまいます。
食パンの場合はバターやマーガリンを塗ることで
脂質がさらに多くなりますし
さらに、菓子パンや総菜パンは、油脂も砂糖も多量に使われており、
超高カロリーで大変脂肪になりやすい食事となってしまいます。
軽く食べたつもりでも、それはしっかりと体の脂肪として蓄積されていくのです。
メロンパンやクロワッサン、デニッシュ、チーズロール、
こういったパンを何気なく良く食べている方は要注意です。
そしてさらに意外と軽視できないのが
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グルテンによる害です。
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小麦はグルテンが含まれているのですが
なんとなく体調が悪い、疲れがとれない、疲れやすい、思考力減退、消化不良や便秘、下痢など、
これらの症状はグルテンが引き起こしている可能性があります。
そもそもグルテンは人の消化酵素で完全に分解されにくく、
分解途中の物質が炎症を起こして消化吸収機能の障害をもたらす可能性があります。
小麦アレルギーとは別に、「グルテン不耐性」「グルテン過敏症」と呼ばれており、
遺伝性の自己免疫疾患や、原因が未だ明らかになっていない症状もあります。
日本人のほとんどががグルテンが合わないと言われていますが
自分自身でグルテンによる不調だと認識している人はあまりいません。
検査等で調べる方法はないので、みんな知らないだけなのです。
自分で調べてみるには
一切のグルテンを断ち切ってみる事で確かめることができます。
パンだけでなく、パスタ等の麺やクッキー等、一切の小麦を断って
まずは2週間~1ヶ月ほどすごしてみてください。
そして、ご自身の体を感じてみてくださいね。
やめて調子が良くなっていくようであれば、グルテンの影響が考えられますので、
これから小麦を食べないようにすると、どんどん体調も良くなってきます。
日ごろから不調を感じていない方でも、やってみると、もっとスッキリして、
グルテンによって不調になっていたことに気が付く事もあると思います。
世界的なテニスプレイヤーのノバク・ジョコビッチ選手が
グルテンフリーの食事にしたところ調子が良くなったとコメントしたことが有名ですが、
ますますの健康の為に確かめてみてはいかがでしょうか?
保健指導をしていると、
毎日コンビニで何気なくパンを買っている方が本当に多いです。
時間がなくて、仕事に向かう駅や車の中でパンを食べているという方もいらっしゃいます。
パンの方が食べやすいかもしませんが、ちょっと頑張って「おにぎり」を選んでください!
コンビニで買うなら、
× パン と コーヒー ではなく
〇 おにぎり と お茶 です!
どちらでもいいけど何となく買っている。
そんな方は今すぐ「おにぎり」に替えてください。
保健指導でも、何となく買っている。という方が多くて、
「それならおにぎりに替えます。」とすぐに替えた方は
体重もLDLコレステロール、血糖値等の血液検査の数値もどんどん下がっていっています。
自宅で食べる場合も
パンが主食の場合と、ご飯が主食の場合のおかずや飲み物を比べると
●パンが主食の場合
パン(バター、ジャム)、ウィンナー、卵焼き、サラダ、ヨーグルト、牛乳、コーヒー、
●ご飯が主食の場合
ご飯、みそ汁、納豆、焼魚、ほうれん草のお浸し、野菜の煮つけ、漬物、お茶
このように、パンが主食(洋食)の場合は
どうしても、こってりとしたおかずが合うので、
ウィンナー等の動物性の脂質の多い食品や
牛乳やヨーグルト等の乳製品の組み合わせになります。
また、野菜についても、サラダも生野菜のサラダは
温野菜に比べて、見た目はたくさんあっても、熱を加えると野菜は小さくなりますので、
おひたし等と比べると、圧倒的に野菜が少ない食事となります。
それに比べて
ご飯が主食(和食)は
味噌や醤油等の大豆加工品が合います
大豆は植物性のたんぱく質で体にとても良い効果があります。
しかも、味噌や醤油のように、発酵させることで、
大豆のタンパク質がさらに吸収しやすくアミノ酸やペプチドに分解されており、
効率よく吸収できるのでその効果もさらにアップします。
そして、
私が至上最強のお料理とおススメしている
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お味噌汁です!!
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次回はその最強の理由や、
お味噌汁を最強にする為の調理のポイントについてお届けいたしますね!
→お味噌汁が最強な理由 と さらにすごくなる調理方法