| 5.赤ちゃんの為に授乳中に気をつけたい食物アレルギー対策は? | ![]() |
ママとしては、赤ちゃんの食物アレルギーは、
気になるところですよね。
母乳中に出た成分でアレルギー反応などは起こさないだろうか?
と、
いろいろ、初めての事ばかりで心配な事だと思います。
アレルギーとは、抗原抗体反応といって、
身体を外からの異質物(異物)から守るために、
この異質物を異質と認識し、無毒化もしくは排泄等の生体反応の事をいいます。
異物を「抗原」といい、
それをブロックするものが「抗体」です。
たとえば、ママが卵を食べると、
ママの体内では、卵のタンパク質=異物=「抗原」に対する「抗体」をつくります。
そして、卵=「抗原」と、その「抗体」の両方がおっぱいを通して、
赤ちゃんの体内に取り込まれるので、赤ちゃんはアレルギー反応を起こさないで済む
はずなのです。
これは、「はしか」や「風疹」の予防注射と同じ理論で、知らなかった方はびっくりするかもしれませんが、実は、予防注射で注射しているのは、病気を起こさないような弱い、または死んだ 病原体「抗原」をワクチンとして注射しています。これを体内に注射することで、その病気に対する抵抗力「抗体」を身体につけさせ、免疫力をつけて感染症を予防しているのです。
このことからも分かるように、離乳食に変わる前から、
徐々に、卵や大豆などの異物に対する免疫力をつけておくことで、
アレルギーを起こさない丈夫な赤ちゃんに育てる事にもつながるといえます。
この時ママが、過剰に気を使って、卵や大豆を制限すると、
「抗体」が赤ちゃんの体内に無い為、
離乳食で卵を食べたとたんに、アレルギー症状が現れる。
という事にもなりかねないのです。
2005年発表の小児アレルギーの診療指針(日本小児アレルギー学会による)
においても、むやみに除去食を行わない方針で見解を統一しているように、
ついついママは、可愛いわが子の為に、「子どもに万が一のことがあっては」と、
原因物質と思えるものを手当たり次第に子どもの食材から外すということを
やってしまいがちです。
その気持ちはとても良く分かるのですが、
ママが用心しすぎて、必要以上に摂取制限してしまう。という事は、
返って、子供の免疫力を低下させる事につながるのです。
なので、特別な場合を除いて(ママ自身や、第一子が重度の食物アレルギーの場合等、 は医師に相談しながら、細かく状況を見ながら進める事が大切です)は、授乳中のママであっても、 卵・大豆・小麦などのアレルギーの原因になる食品も通常通り、普段の量を毎日少しづつ摂り続ける事が、 結果的に、丈夫で強い子供を育てることにつながるのです。
つまり、
産後のダイエットの絶対条件は
卵、乳、大豆なども普段どおり少量を継続して食べる事なのです。
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